そもそもWeb業界で働くきっかけって何でしょうか?
20代、30代の方は新卒や転職で当たり前に選択できる業界ですが、
私のような40代は仕事においてWebが当たり前ではなかった時代がありました。
販売促進やキャンペーンを行うとしても紙媒体が中心で、オフィスでもPCが1人1台使えるようになったのは2000年に入ってからでした。
そんな40代の私が40歳でWEBの学校に通ってから、フリーランスのWEBディレクターとして稼げるようになった経験から、未経験でWeb業界で働くならWebディレクターがオススメな理由をお伝えします。
未経験でWeb業界で働くなら、Webディレクターがオススメな理由
結論:社会人として働いたことがあれば、ディレクションはできるからです!
少し乱暴ですが、ホームページやECサイト、SNSをディレクションすることは、他のビジネスと同じで、クライアントからヒアリングをして、要求を整理し、目的を明確にして、費用&スケジュール、制作内容、スタッフィングをすることなので、商材の違いがあっても他のビジネスでも行っている仕事だからです。
ちなみに私はホリエモンこと堀江貴文さんと同い年です。
ITやWEB業界は自分とは関係のない世界だと思っておりました。
私がWEBの勉強を始めたきっかけは起業の際に、自分でホームページがつくりたい!でした笑
その方法は会社を退職後に3ケ月間、ハローワークで紹介された職業訓練校のWEBサイト制作コースで勉強することです。
実際に通ったクリーク・アンド・リバー社の職業訓練コース
最大のメリットは費用はほぼ無料で失業手当をもらいながら学校に通えること。
しかしながら3ケ月間、平日週5日×8時間、仕事と同じように通います。
学校に通っているときはフリーランスのWEBディレクターになるとは、夢にも思ってもいませんでしたが、今となっては大切な時間だったと思います。
そこで学んで一番重要だったことは、WEB業界とはどうやってまわっているかということとどんなツール&用語を使っているかということです。
Webディレクターの仕事って?
先ほど「社会人として働いたことがあれば、ディレクションはできる」と言いましたが、それは事実ですが、それだけでは専門スキルが見えないのでどんな仕事かご説明します。
①事業会社で自社サイトを企画&運営するWEBディレクター
②制作会社で他社のサイトを営業&制作するWEBディレクター
私が初めてWEBディレクターとして働いた会社は①です。
通信販売をメインとした化粧品メーカーで自社サイトのディレクションをしました。
理由は未経験だったので、いきなり②の制作会社は難易度が高いと感じたからです。
これまで正社員でオーガニック食品&化粧品の小売業で働いていたので、自社サイトを企画&運営することの方がイメージがつきやすく、実際に仕事はこなすことができました。
具体的な仕事は自社ECサイト及びメルマガの企画・デザイン・コーディング・制作会社指示・顧客向けサービス運営・楽天ショップ運営といったもので、
デザインについてはバナー制作や、コーディングもベースがあって更新するといった内容です。
次に経験したのは②のWeb制作会社です。
こちらはクライアントとコミュニケーションをとりながら、ゼロからホームページやECサイトを制作する仕事です。
クライアントは企業から美容室、飲食店など様々で、Web知識のレベルも大きく違うので、何を作りたいのか?からヒアリングをして要望をまとめることから始まる仕事でした。
見積もりや契約も行うので、行き違いがあると後から大きく揉めることになるので営業のような仕事をこなしながら、ワイヤーフレームの作成、画像の提案、ライティングなどがメインの仕事でした。
デザインやコーディングは専任のWebデザイナーさんがいて、難しいものはフリーのWebデザイナーやコーダーに依頼をするといった流れです。
ただし!上記の仕事は派遣で時給1900円~2000円といったものです。
なので長くは続けたくないと思っていました。実際に他の仕事をしながら経験のためと思い働いていました。
そのあとは正社員としてWeb業界に転職をし、フリーランスとして業務委託契約をすることができました。
Webスクールで勉強する時の注意点
では実際に勉強を始めるにはどうしたら良いか?ですが
1番は私も経験した職業訓練校の3ヵ月Web制作コースがオススメですが、地域やタイミングによっては受けられない場合がありますよね。
Webスクールで勉強する時の注意点として、勉強することは良いことですが、長く続けると勉強が目的になってしまうことだと思います。
当たり前ですが、勉強しただけではお金になりません。
オンラインで受講できるWebスクールを短期間で終えて、実践で働くことの方が価値が高いと私は思います。
なので短期間で基礎が学べるWebスクールがオススメです!
短期間で学べるWebスクール自宅で学習して最短4週間でWebディレクターに!
技術としてHTML、CSS、Photoshop、Wordpressの操作方法を学んでおいて、後は実戦で求められることを、必死にこなしていく方がスキルがあがると感じます。
Webディレクターとして仕事をしながら、やっぱりデザイナーやプログラマーになりたいと思ったら、職場でプロのデザイナーさんやプログラマーさんがどんな仕事や勉強をしているのかヒアリングして、自分でもできそうか検討してから本格的なスクールにお金と時間を使った方が良いと私は思います。
Webディレクターとしてデビューすることが重要
私が通っていた職業訓練校のWeb制作コースは生徒が30人くらいいましたが、ほとんどの人は勉強しただけで終わっていました。
失業保険を長くもらいたい、または、次の仕事にプラスアルファになるかも程度でした。
私はせっかく勉強したのだからと、クライアント企業の簡単なHPを制作したりして、活用をした時に、もっとスキルをあげたいと思ったんです。
そのためにまた学校にいくのも遠回りだと感じ、Webディレクターとして派遣でデビューをしました。
正社員として長く働き、マネージャー経験もあったので、派遣で働くことに抵抗がありましたが、お金をもらいながら手っ取り早く実践ができたので、今では正しい選択だったと思っています。
私が登録したリクルートスタッフィング
私の場合は派遣を2年しましたが、並行してフリーランスとして仕事をしていたので、正社員の時と比べて給料は大きく下がりませんでした。
40代でキャリアを見直したことで、現在はサラリーマン時代の2倍は稼げるようになりました。
フリーランスのWEBディレクターになって良かったと心から思っています!
まずは行動あるのみですね!