ノーコード(NoCode)という言葉をご存知ですか?
今、注目されているWebサイトやアプリ開発ができるサービスです。
最大のポイントはプログラミングが不要で、エクセルを扱えるスキルがあれば開発ができるということです。
日本ではこれから流行するサービスですが、海外では主流になりつつあり2025年には70%もノーコードで開発されるだろう予想されています。
プログラミングが苦手な私にとっては、素晴らしい時代になったとワクワクしています♪
自分の勉強のためにもノーコードについてまとめました!
ノーコードとローコード
プログラミングをする際にそれぞれのプログラム言語で、ソースコードを書く必要があります。
色々なWebサービスがありますが、通常は多くのプログラマーが関わって開発をするのでコストがかかり、ローンチまでの時間もかかります。
一行もソースコードを書かずに開発ができるツールなのでノーコードです。
ローコードという言葉もあるので違いを説明します。
ノーコードとは
あらかじめ用意されたパーツをドラッグ&ドロップして構築していくので、ビジュアルとして理解しながらWebサイトやアプリを開発します。
ノーコードツールで有名なBubbleのページを見ると下記のように、すでに世の中にあるWebサービスをベースに構築をすることができます。
AirbnbやNetflix、Uberなどが選べるのが面白いですよね!
ローコードとは
ローコードはノーコードのようにプログラミングを全く必要としないわけではなく、プログラムを少しだけ書く必要があります。
プログラムを追加することができることで、利用している既存のサービスと連携機能を実装することができます。
既にサービスを運用している場合は、ノーコードだと拡張性がないのでローコードツールを使う必要があります。
ノーコード開発のメリット
一番のメリットは開発の速さです。
通常はプログラマーがソースコードを書いて3ヶ月や半年かけてつくる作業が、ノーコードだと2週間でできます。
またコーディングスキル不要なのでIT業界でなくとも、スピーディにWebサービスを開発ができて、何百万もかかる開発費がいらないメリットもあります。
先ほど紹介したBubbleにあるWebサービスを応用して作れば、アイデア次第で大企業が時間とコストをかけて作ったWebサービスが作れるということです。
ノーコード開発のデメリット
細かい仕様変更ができないということです。
色々なノーコードツールがありますが、それぞれの特徴を理解してサービスを選んでも拡張性がないので、細かいニーズまでは対応できません。
そこでローコードが登場します。
基本的な仕組みはノーコードで、必要な部分だけはコーディングするという方法です。
現在、HPで広く活用されているWordpressをイメージするとわかりやすと思います。
しかしローコードのデメリットもあって、ローコードツールを理解するには、ITの知見やコーディングスキルが求められるので、ノーコードのようなメリットが得られないということになります。
なかなか難しいですね!やはりノーコードのメリットを活かして、サービスをローンチしてから、収益が見込めると判断できたらプログラマーに依頼する方が良いと思います。
やりたいことで選ぼうノーコードツール
ノーコードでWebアプリを作れるプラットフォーム。先ほども紹介しましたが、有名なWebサービスをベースに構築できるので、イメージがつきやすく、
プラグインや独自プラグインも構築可能です。
デメリットとしてSEOが強くないといことがあるので、静的なホームページを作りたい場合はWordpressの方が良いそうです。
英語のサービスなので、理解ができない場合はGoggle翻訳を駆使したり、書籍やyoutubeの解説を見て勉強しても良いかもしれません。
【書籍】
ビジュアルプログラミングBubble―ノーコード/コーディングレスではじめるWebアプリケーション構築: ノーコード/コーディングレスで簡単にウェブアプリケーション開発をはじめよう
【youtube】
スマホアプリ開発にも強いことが特徴です。分かりやすさに定評があり、直感的な操作でサービスを構築できるので「ノーコードツールをまずは使ってみよう!」という場合に向いているそうです。6種類のアプリがあり食品のデリバリーやチャット、オンラインレッスンなどのテンプレートを活用すれば内容を少し変更するだけで使えます。
「2030年までに10億人のソフトウェアエンジニアを誕生させること」をミッションに掲げるノーコード開発ツールです。開発手順がとても分かりやすく、アプリのデータベースとしてGoogleスプレッドシートを利用できるのがGlideならではです。
車輪の再発明という考え方
車輪の再発明とは、「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を(知らずに、または意図的に無視して)再び一から作ること」を表現している慣用句です。
世界中に普及されている車輪をわざわざ再発明することのムダを表現しています。
プログラミングについても、世界中のプログラマーが開発したソースコードがあるのに一から開発する必要性について語るときに使われます。
ノーコードが広まればプログラマーはいらないのかというと、そうではないと思います。
既存のサービスとの連携や、世の中にない新しいサービスを構築する時にはプログラマーがいないと開発できません。
ノーコードに夢があるのは、リソースがなくてもゼロから既存サービスをベースに、Webサービスを誕生させることができることだと思います。
コロナショックで弱った経済状況でも、ノーコードという技術で新しいビジネスが生まれるといいな!と思いました。