【フリーランスとは?】コロナ禍で注目されるフリーランスという働き方

Freelance

フリーランスという働き方に注目が集まっています。

それはコロナ禍で仕事を失ったり、働き方を見直す人が増えているからです。

私はフリーランス歴8年の経験がありますが、毎年仕事内容が変わっていくのでその不安定さを楽しめるかどうかで、フリーランスに向いているか向いていないかが分かれると思います。

人生100年時代と言われますが、つまらない仕事をする人生よりも、不安定でも自分らしく成長し続けられる仕事をする人生を選びたいと思い、フリーランスという働き方をしています。

フリーランスという働き方についてご紹介します。

フリーランスの定義とは

フリーランスとは会社や組織に属さず、個人で仕事をしている人の働き方のことです。

最近はIT業界のフリーランスが目立ちますが、職種は様々でカメラマンやデザイナー、ライターや翻訳家など幅広く活躍しています。

個人事業主と一緒にされそうになりますが、税務上の所得の違いでフリーランスでも法人化をしている人もいればいない人もいます。法人化していない人を個人事業主といいます。

また、正社員や派遣でも、本業とは別に個人で仕事を受ける副業などはフリーランスの仕事をしているといえます。

個人事業主と法人の違い

私の場合はフリーランスの仕事を始めると同時に法人化をしました。

普通はフリーランスの仕事で収入が確保できることが見えてから、法人化する方が良いのかもしれませんが、私はサラリーマンという生き方を辞めて起業をしたかったので、後戻りしないためにも法人化をしたという経緯があります。

税金について

個人事業主と法人の違いは税金の違いがあります。

個人事業主は所得税、住民税などを支払いますが、年間の収入から経費を差し引いた金額が課税所得となり、所得が多ければ多いほど税率が上がり最大45%の税金が課税されます。

法人の場合は法人税を支払うのですが、課税所得が800万円まで税率15%、800万を超えると税率23.9%でそれ以上は課税されませんが、赤字の場合でも毎年7万円は支払う必要があります。

経費について

事業に必要な支出は経費として認められますが、個人事業主と法人で違いがあります。それは自分自身への給与を経費として扱えるかどうかです。

それは個人事業主の場合は、自分自身に給与を支払うという考え方はではないので、自身への給与は経費にはできません。

法人の場合は役員報酬という扱いで給与として経費にすることができるので、フリーランスで稼げるようになったら法人化すると節税効果が生まれます。

私は実際に法人化をしていて思いますが、税理士さんとの連携が必要となります。この費用も経費となりますが、私は創業当初からお願いしていて良かったことが沢山ありました。

一番良かったことは会社を作り運営することで、実戦で勉強できることです。税務上の解釈をどうしたら良いのか?相談ができて、利益が全くない時代から親身になって対応してくれる税理士さんは大切な存在です。

友達の個人事業主にも紹介した浅野亮二税理士事務所はこちらです。

浅野先生は初めてお会いした時に「赤提灯で会話しているように気軽に相談できる税理士」だと言っていた、ベテランの税理士さんです。

フリーランスとして働くと決意したら法人化してみるのも、一つの選択肢かもしれません。

フリーランスの仕事の種類

IT業界ではフリーランスの求人をエージェントを通して盛んに紹介されていて、フリーランスといえばIT業界といった印象がありますが、昔からフリーランスの働き方はあります。

私がサラリーマンの時もフリーランスの方に仕事を依頼していました。

企画会社のときは、グラフィックデザイナー、インテリアデザイナー、プランナーなどの方に関わり、Webサービスの事業会社のときは、カメラマン、ライターなどの方とも仕事をしていました。

私は40歳までサラリーマンをしていましたが、友人は20代のうちから独立して花屋として活躍しています。

花屋といっても企業やお店、お金持ちの個人宅向けに造園やディスプレイ用のフラワーアレンジなどをメインに働いていて、書籍も何冊か出版しているオシャレな花屋さんをほぼ一人で運営しています。

そんな彼女を見ていて私も独立したいと思っていました。

しかしながらサラリーマンを長くすると、プロフェッショナルとして一人立ちする方法がわからなくなります。

私の場合は企画会社で商社や百貨店のプロジェクトを推進したり、オーガニック業界でマーケティングの仕事をしていましたが、独立した時にその仕事の延長で働けたのは5年くらいでしょうか。

早い段階でWeb業界へキャリアにチェンジしたことで、今もフリーランスの仕事を続けられています。

成長し続けるフリーランスになろう

いつの時代も元気な業界と低迷する業界はあります。

「働く者、特に知識労働者の平均寿命と労働寿命が急速に伸びる一方において、雇用主たる組織の平均寿命が短くなった。今後、グローバル化と競争激化、急激なイノベーションと技術変化の波の中にあって、組織が繁栄を続けられる期間はさらに短くなっていく。これからは、ますます多くの人たち、特に知識労働者が、雇用主たる組織よりも長生きすることを覚悟しなければならない」

引用:プロフェッショナルの条件

経営の神様と言われるピーター・ドラッカーの名言ですが、人間の寿命と企業の寿命が違うので、同じ仕事を続けることは不可能だということです。

私は41歳からWeb業界にキャリアチェンジをして良かったのですが、Web業界も常に更新されていくので求められるスキルが変わってきます。

特に今はコロナ禍でフリーランス求人の案件に応募が殺到している状況で、買い手市場なので、企業も細かいスキルを求めてきます。

私のようなWebディレクターとなると求められる範囲が広く、その中で選ばれるためには求められるスキルのトレンドと、自分ができることを重ねていくことが大切です。

また未来を見据えて、別のキャリアを構築することが必要だと日々実感しています。

タイトルとURLをコピーしました